★ さとりずむ ★

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【絵本】あの有名アニメ映画にも登場する絵本!おれのはしをがたぴしさせるやつはだれだっ!?

よいこのみなさんハロにちわ!さとる(@)です。

みなさんにとって、思い出に残っている絵本ってありますか?
ぼくも小さいころはよく読んでもらったけど、冊数はあんまりなかったように思います。

今日ご紹介するのは、そんな数少ない絵本の中の1冊です。

あの有名映画にも登場する絵本!

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『三びきのやぎのがらがらどん』
絵:マーシャ・ブラウン 訳:瀬田貞二 福音館書店(1965年初版発行)

表紙に北欧民話とあるように、元はノルウェーの昔話なんだそうです。

しかし、裏表紙には「世界傑作絵本シリーズ・アメリカの絵本」と書いてあったりして、「どっちなのォ!?」となりますが、安心してください、ノルウェーですよ。
福音館書店は一体全体、どういう風にカテゴライズしているんだろうか。

おそらく、この「マーシャ・ブラウン版」がアメリカで発刊されたやつなんじゃないか、と勝手に思っております(-ω-)

さてさて。
どんなお話かと言うと、太るために山の草場へ登っていった三匹のヤギが、橋の下に住んでいるトロルに邪魔されるというお話(ざっくり)。
三匹とも「がらがらどん」という名前で、体の大きさで大・中・小を区別するしかありません(笑)

実はコレ、映画「となりのトトロ」のエンディングに出てくる、

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サツキとメイがお母さんに読んでもらってる絵本だったりします。

メイが初めてトトロに出会ったとき、サツキの台詞に「あの絵本に出てくるトロル?」と言及しているところからもそれが伺えます。

おそらく、メイはトロルが上手く言えなくてトトロになったんでしょう。

ぼくは初めてトトロ見たとき、「がらがらどんのことかな?」って思いましたからね(笑)

これぞ絵本!というシンプルさ。それが魅力

ぼくはデザイン系の専門学校で絵本の授業を受けていました。
なので今でも絵本が大好きなのですが、この「がらがらどん」は本当に絵本らしくていいなと思ってます。

もちろん、母親に読んでもらった思い出の絵本ってのもあるんですけど。

最近人気の絵本って、「一緒に読んでいるママさんを泣かす」系の絵本とか多いじゃないですか。
そういうのはなんとなく商業的でぼくはズルいと思うし、絵本らしくないって思う。

いい絵本って、シンプルだと思うんです。細かいことまで考えなくてもなんとなくノリで楽しめるからこそ、子どもが楽しめるんじゃないかな、と思います。「がらがらどん」はそんな魅力に溢れる絵本。

ぼくが一番好きなところはここ。

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一番大きいがらがらどんがトロルと対峙するシーン。
この迫力!!あの目つきの鋭さ、攻撃的な鼻息の荒さ、今にも飛び掛ってきそうな躍動感。これがたまらなく好きです。

「言葉」が伝える臨場感

「がらがらどん」の特徴としてぼくが「いいなぁ」と思うところ、それは言葉選びです。

小・中・大の順番でがらがらどん達は橋を渡っていくんだけど、小さいやつは橋が「かたことかたこと」と小さい音を表現する言葉、中くらいのやつは「がたごとがたごと」とさっきより重いと分かる表現、そして大は「がたんごとんがたんごとん」と今までよりも一番重くて・強そうなヤツだと分からせる言葉が使われています。

それに対し、トロルもだんだん声が荒くなっていくのが伝わります。
小さいヤギのときは「だれだ、おれのはしをかたことさせるのは」、中くらいのヤギのときは「だれだ、おれのはしをがたごとさせるのは」だったのに対し、一番大きいヤギが来たときには、

「いったいぜんたいなにものだ、おれのはしをがたぴしさせるやつは」

と、明らかに「今までと違うデカいヤツ」が近づいてきたことを分からせてくれ、トロルの動揺すら感じさせる言葉になっています。

表紙の絵で見ると、体格差はあんまり感じないんだけどね(笑)


余談ですが、ぼくが現在持っている「がらがらどん」は実は二冊目。
一人暮らしをしていたとき、たまたま古本屋で見つけて買ったやつなんですね。

それを実家に持って帰って母親に見せたら、

「ぜんぜん覚えてない」

と言われました(´;ω;`)
そんなもんなんですかね・・・
※ちなみに元々実家にあったものは、母が捨てたそうですorz

とはいえ、その二冊目も今ではうちの子の大好きな絵本になり、大活躍してます(´∀`)

読むやつを「選んでおいで」って言うとかなりの高確率で持ってきますならね(笑)

「三びきのやぎのがらがらどん」、オススメです。
本屋さんに行ってもまだ入手できることから、広く愛されている絵本なんだなぁと感じます。

チョキン、パチン、ストン。
はなしは おしまい。

参考になれば幸いです!それではまたねーーー!



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