★ さとりずむ ★

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ブッダちゃんハピバ!!

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ビバ!ブッディズム!!さとる(@satorism0321)です!

4月8日といえば、仏教の開祖・お釈迦さま(ブッダ)の誕生日であります。

ぶっちゃけ、みんな
       

そうだ。そうなんだ。
キリスト教、イスラム教と肩を並べる世界三大宗教の一角として、わが国日本では仏教が幅を利かせているというのに、キリストの誕生日のほうが有名と来ている。

いいか?クリスマスは若いカッポーがニャンニャンする日じゃないぞ!
キリストちゃんの生誕を祝う日だからな!リア充爆発し(ry

オゥジーザス!!!(言いたいだけ

世界的に見ても、日本は第二位の仏教国であるというのにッ!
これは・・・これではイカンぞ・・・ッ!!
(ちなみに1位は中国。発祥国であるインドでは、現在ほとんど信者はいません)

と、いうわけで、今日はブッダの誕生日について少し書いてみようと思うのであります。

 

ブッダさんの誕生日を祝う「花祭り」とはなんぞや

世界三大宗教のひとつ・仏教の開祖である、ブッダの生誕を祝うお祭りが「花祭り」。
ブッダの誕生した姿を模した仏像に、甘茶をかけてお祝いします。

ブッダさん、本名ゴータマ・シッダールタは現在のネパールあたりに生を受けますが、生誕年に関しては諸説あり(紀元前566~486年頃)定説を得ず、日付に関しても旧暦4月8日生まれという伝承をそのまま新暦移行後も使っているだけなので、
割とアバウトです。
開祖の正確な誕生日にも執着しない。そう、仏教ならね。

人生いろいろ 呼び方いろいろ

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ブッダを模した誕生仏に、甘茶をかけて祝うのが花祭りの風習。

正確には灌仏会(かんぶつえ)と言うのだけれど、一般的には花祭りと呼ばれております。
しかし、一方で降誕会(ごうたんえ)と言うところもあるし、wikiによれば仏生会(ぶっしょうえ)、浴仏会(よくぶつえ)、龍華会(りゅうげえ)、花会式(はなえしき)と呼ぶところもあるんだそうな。
この辺りは宗派によって違うんでしょうか。マチマチですね。

割とアバ(2回目

※ちなみに上の写真は、うちの長男くんが通っていた幼稚園に隣接するお寺での花祭りの様子。

花祭りの意味

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現在のルンビニ。ブッダ生誕地として、仏教の聖地の1つ。 photo by Pixabay

母親のマーヤー夫人は出産のために里帰りする途中、現在のネパール南部にあるルンビニという場所で産気づき、ブッダちゃんを出産致します。
そこがたくさんの花に囲まれていただとか、生誕に合わせて花が咲き乱れただとか、そういった伝承に由来し、ブッダ生誕を祝う際に花を供える風習が始まったんだそうな。

甘茶の意味

ブッダ生誕時、天に現われた八大竜王が甘露を降らせ、それを用いて産湯として使ったという伝承に基づいたもの。

甘茶とは、ユキノシタ科の落葉性の低木アジサイの変種の若い葉を蒸して揉み、煎じて作ったお茶のことを言います。
その甘さは、ショ糖(砂糖の主成分)の400倍以上、人口甘味料であるサッカリンの約2倍ほどだとか。

ええ、とてもイメージしにくい情報です。
実際に飲んでみたことはあるけれど、めちゃくちゃ甘いということはないです。

天上天下ブッダ爆誕!!

せっかくなので、ブッダ生誕エピソードをご紹介しておきましょう!

ママンの右脇からコンニチワ!

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※イラストは位置が間違ってるので、雰囲気でおなしゃす!!
描いてる途中では気づかないもんですねぇ。てかあれじゃ脇じゃなくて腰だし、そもそも左。

ブッダの実の母であるマーヤー夫人は、実家へ帰る途中でルンビニに立ち寄った際、花を手折ろうとした際に右脇からブッダが生まれたとされています。

いきなり脇から出てこられては、いくら臨月のママンとはいえ迷惑も甚だしい。
よほど堪えたのか、ブッダ出産の7日後にママンは亡くなってしまいます。

まぁ脇なんぞから出てこられたら

そら死ぬわな。

脇から出てくるくだりは後世の作り話ですが、マーヤー夫人が出産後に亡くなったのは史実。当時の医療技術を考えても、お産が命がけだったことが伺えます。

ネパール南部で「天上天下唯我独尊」と叫ぶ

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ブッダは生誕直後、生まれたての小鹿もビックリの驚異的なスピードで立ち上がり、東西南北に7歩ずつ歩き、右手で天を、左手で地を指し、「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」と言ったとされます。

んなバカな。
ちなみに、早い赤子でも歩くまでに生後10ヶ月、話し始めるまでに1年半ほどかかるそうです。

ブッダが発した言葉「天上天下唯我独尊」といえば、昭和を生きた世代にとってはヤンキーが特攻服に刺繍する言葉として有名ですが、訳せば「この世で一番オレが偉いんだぜ」といった意味になります。
これは「オレ=ブッダ」ではなく「オレ=自分自身」、つまり「すべての人間は唯一の尊い存在であるんだぞ」ということを言っているのです。サンキューブッダ。

また、なぜ「7歩」なのかと言うと、輪廻を巡って赴く6つの迷いの世界(天道・修羅道・人間道・餓鬼道・畜生道・地獄道)を超えて1歩先を行き、仏教が目指す「輪廻の輪から脱すること=解脱する」存在であることを意味しています。

まぁこのことも後世に作られたエピソードなので、本気にしてはいけません。
ブッダ亡き後、教団の存続のために開祖を神格化する動きがあったんだろうなぁというのは想像に難くないところ。

現代人からすれば「人間・ブッダ」であるからこそ魅力を感じるのだけれど、当時の大衆にとっては常人離れした存在にしたほうが分かりやすかったんでしょうなぁ。

最後に

と、いうわけで今回はブッダのお誕生日を祝う「花祭り」について書いてみました。

信仰心のある・ないに関わらず、わが国日本は(一応)仏教徒の多い国ですから、キリストの生誕日であるクリスマス同様に盛り上がるといいなぁなんて思ったりもします。

時期的にお花見シーズンでもあるし、そういったものと絡めていけば上手いこと
パ リ ピ を 取 り 込 め 
んじゃないかと思うんですが、どうなんですかね。

とはいえ、盛り上がったところで騒がしくなってしまってはイカン。
近年のハロウィン騒動などを省みるに、昨今の日本人、とりわけパリピを構成する若年層のモラル面は懸念材料ではありますかね。

参拝客の少ないお寺で、静かに佇む誕生仏に甘茶をかけているほうがらしいっちゃらしいので、今のままでもいいのかもしれません。