★ さとりずむ ★

Amazonプライム・ビデオを中心とした映画レビューブログ。そのほかにも音楽や書籍、育児ネタなどの雑記もあるよ!

映画『ジュラシック・パーク』徹底レビュー!
映画『ミッション:インポッシブル』徹底レビュー!
映画『ミッション:インポッシブル3』徹底レビュー!
映画『オールユーニードイズキル』レビュー!
アニメ『ゆるキャン△』レビュー!

映画『宇宙兄弟』:行け、その先へ。次の時代を切り拓いてきたのは、いつも人間の勇気と情熱だ。

f:id:satorism:20181231102455j:plain
はいどーも!宇宙大好きおじさん・さとる(@satorism0321)です!

ぼくの人生における夢の一つに、「宇宙へ行くこと」というものがある。

この夢を抱いたのは中学2年生の頃だ。
当時所属していたボーイスカウトで出会ったおじさんの影響でぼくは宇宙が大好きになり、いつしか自分もそこへ行きたいと夢想し始めた。

バカじゃねーの。そんなの叶わねーよって同級生や学校の先生に笑われたことも何度かある。
あれから25年以上が経ち、白髪の混じるおじさんになった今でもその夢は捨て切れていないのである。

次の時代を切り拓いてきたのはいつだって人類の途方もない夢だった。
夢を持て。人に笑われてもいいから、でっかい夢を持て。

今日はそんな「夢」に向かって全力疾走する映画をご紹介したい。

 

夢があるじゃないか。兄弟で宇宙だぞ?

f:id:satorism:20181231001406j:plain
『宇宙兄弟』 2012年日本
オススメ度:★★★

言わずと知れた、大人気コミックの実写映画化。
日本人初の月面着陸を果たした弟の背中を追い、宇宙飛行士になるために奔走する兄の姿を描く。

ツッコミたくなるところは多々あったけれども、予算の少ない邦画が苦手とするジャンルの割には全体的に良作であったと思う。
コミックの映画化といえば原作愛からか低評価なものが多くなりがちなので、ぼくは原作未読の状態で鑑賞したのが良かったのかもしれない。

とはいえ、「宇宙大好きおじさん」を自認し、「宇宙を題材にした映画」をこよなく愛するぼくとしてはいささか物足りない内容であったのも事実。
というのも、「宇宙」を冠するタイトルとは裏腹に、その内容は主人公・南波六太がJAXA(宇宙航空研究開発機構)における宇宙飛行士選抜試験に挑む部分にスポットが当てられているからだ。

舞台は「宇宙」ではなく、ほぼ「地上」なのである。

しかしながら、「地上」に縛られているからこそ、主人公や選抜試験に臨んだ受験者たちの「宇宙に行きたい」という想いと、我々宇宙大好きおじさんとの想いが上手くリンクし、胸を熱くさせるものがあったのもまた事実だ。

まぁなんというか、
麻生久美子の美しさ
だけでも十分観る価値があるような気さえするけれども。

登場人物紹介

南波六太(ムッタ) / 小栗旬

f:id:satorism:20190101081820j:plain
本編の主人公。
モジャモジャの天然パーマが特徴。シャンプーがよく泡立つらしい。

宇宙飛行士である日々人(後述)を弟に持つ。元々はカーデザイナーだったが、弟をバカにした上司に頭突きをしてクビになる。
再就職活動に明け暮れる中、弟が勝手に申請したJAXAの宇宙飛行士選抜試験をきっかけに「宇宙への夢」が再燃する。

どーでもいい情報だが、うちは夫婦揃って小栗旬のファンである。

南波日々人(ヒビト) / 岡田将生

f:id:satorism:20190101082516j:plain
ムッタの弟で、宇宙飛行士として日本人初の月面着陸へ挑む。

かつて少年時代に交わした「兄弟で宇宙へ行く」約束を果たさせるため、兄を鼓舞する。

「北斗の拳」に登場するジャギに言わせれば「兄より優れた弟なぞ存在しねぇ」らしいが、コミックや映画の世界ではよくあることである。
そして、デキる弟に引っ張られ、兄貴が覚醒するのもよくあることだ(たぶん)。

南波兄弟の少年時代 / 中野澪、中島凱斗

f:id:satorism:20190101083051j:plain
ムッタ(左)とヒビト(右)の少年時代。
ある日の夜、2人で月に向かうUFOを見たことをきっかけに宇宙飛行士になることを決意する。

ちなみに、少年ムッタ役の中野澪は、映画『信長協奏曲』(2016)でも小栗旬演じる織田信長の子供時代を演じていたらしい。

見たけど覚えてないな・・・!

真壁ケンジ / 井上芳雄

f:id:satorism:20190101084145j:plain
宇宙飛行士選抜試験受験者の1人。

2025年という設定にも関わらず、昭和テイスト溢れる髪型が特徴。
頭も性格もよく、そして爽やか・・・という男ならばジェラシーを感じざるを得ない人物である。

伊東せりか / 麻生久美子

f:id:satorism:20190101220107j:plain
宇宙飛行士選抜試験受験者の1人。
医師として、難病を治療する新薬開発を行うために宇宙を目指す。

美しい。

2004年の映画『CASSHERN』で初めて拝見したとき、「こんな綺麗な人が日本にもおるんや!」とビックリしたものである。

星加正 / 堤真一

f:id:satorism:20190101220620j:plain
JAXA職員で、宇宙飛行士選抜試験の試験官の1人。

少年時代に頻繁にJAXAを訪れていた南波兄弟のことを覚えており、選抜試験を受験しにきたムッタを支持する。

どーでもいい情報だけど、うちの妻は堤真一の大ファンである。

さとる的おすすめポイント

オープニングがくっそカッコイイ

youtu.be

南波兄弟の人生を決定付けた、「UFO遭遇事件」の後に流れるオープニング・シークエンスが最高にカッコいい仕上がりになっているので必見。

旧ソ連が人類初となる人工衛星を打ち上げ、いわゆる「スプートニク・ショック」が世界中を震撼させた1957年を皮切りに、映画の設定年である2025年に至るまで、人類の宇宙への挑戦の歴史が映像化されている。

ここで使用されている楽曲は、1994年に発表されたプライマル・スクリームのアルバム「Give Out But Don't Giv」収録の「Rocks」。

Give Out But Don't Give Up

Give Out But Don't Give Up

 
打ち上げシーン

f:id:satorism:20190101224024j:plain
アメリカのフロリダ州にある、ケネディ宇宙センターから打ち上げられるロケットのシーンも見所のひとつ。
ヒビトを月に送るこのロケットは多段式で、見た目は日本のH-II系とアメリカのタイタン4あたりを足して2で割ったようなシルエットをしている。

打ち上げシーンのCGはいいデキだなぁ!と思う。

ちなみに、ムッタは離れた場所から打ち上げを見ることになるが、この時のフロリダの空が妙な青色なところも見て頂きたい。
スタジオ撮影は仕方ないにしても、合成感がすごいのは少々残念。

あの有名キャラの元ネタともなった我らのヒーロー

f:id:satorism:20190101234345j:plain
ムッタとともにロケット打ち上げを見守るこのご老人。

バズ・オルドリンだぞ?

今から半世紀前の1969年、アポロ11号に月着陸船パイロットとしてミッションに参加し、「人類で2番目に月面に降り立った男」なのである!!
宇宙大好きおじさんたちにとってはヒーローの中のヒーロー。初見時は、彼の登場に背筋がゾクゾクしたよ。マジで。

ちなみに本名はエドウィン・ユージン・オルドリン Jr.で、バズは通名。
映画『トイ・ストーリー』シリーズに登場する人気キャラクター、バズ・ライトイヤーは彼の通名にちなんでいる。

月面へ

f:id:satorism:20190102003622j:plain
月面シーンはかなり雰囲気が出ているんじゃないかと思う。

実際の月面を見た数少ない人類、バズ・オルドリンの監修を受けたのかもしれないね。
昼側の月面でバイザーを開けているなどありえないと思うのだけれど、これはまぁ俳優の顔も見えなくなるし、映画ならではのご愛嬌といったところか。

月面シーンは演技を楽しみたい映画ファンとしては苦痛の時間かもしれない。
登場する外国人宇宙飛行士の演技が、どうにもこうにも素人くさいのが少々気にかかるところ。

日本にいる外国人タレントの方なんだろうか。

変態的な視線

f:id:satorism:20190101235413j:plain
宇宙飛行士選抜試験の第三次選抜で行われる、「閉鎖環境試験」唯一の女性受験者である伊東せりか。
彼女に熱く変態的な視線を送るムッタにもぜひご注目ください。

ちなみにこの閉鎖環境試験、実際のJAXAでもやっております。

主題歌が最高すぎる

youtu.be

主題歌として起用されたのはコールドプレイの「Every Teardrop Is A Water Fall」で、2011年のアルバム『Mylo Xyloto』に収録されているナンバー。

ぼくはコールドプレイの大ファンだし、この曲は発表当時からめちゃくちゃ好きな曲だったので、映画への起用にはテンションがあがったものだ。

Mylo Xyloto

Mylo Xyloto

 

最後に:人の夢は死なない

f:id:satorism:20190101234250j:plain
本編中盤でバス・オルドリンが登場するシーンで、彼が言うセリフが素晴らしいのでご紹介しておく。

お前さん、あのデカいロケットの動力を知ってるか?
それは"人間の魂"だ

バズ・オルドリン

次の時代を切り拓いてきたのは、優れた肉体や知識、技術などではなく、夢に立ち向かう勇気と人類の飽くなき情熱なのだ。

人の夢は死なない。

そして、ぼくの息子兄弟がいつの日か、この映画のように本当に「宇宙兄弟」になる日が来るかもしれない。
この映画を初めて観た時は長男が2歳か3歳頃だったかと記憶しているが、そのとき息子は「宇宙に行きたい」と言っており、「パパも宇宙に連れてってあげるね」と言ってくれて泣きそうになったことを今でも覚えている。

あぁ、実現しないかな。マジで。ぼくも宇宙に行きたい。
ZOZO社長にどうにか媚び売って連れてってもらいたいけど、たぶんそれは無理なんで息子たちに期待してみることにしよう。

ちなみに、現在の長男くんの夢はDA PUMPに入ることに変わったようである。
おのれU.S.Aッ!!

楽しんでもらえたなら幸いです!
それではまたーー!!

最後に本編の予告編をどうぞ!

youtu.be

 



こちらもどうぞ。さとる少年が宇宙を好きになった時のお話。

www.satorism.net